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漫画の感想とか

主に漫画やアニメの感想を書いています。ジャンルは様々で基本的に何でもウェルカム!

「アーロと少年」感想

少年…って良いですよね。福山雅治の『少年』とか、高橋優の『少年であれ』とか、ほんと名曲だと思います。もし次に生まれ変われるなら、今度は男の子として生まれてきたいです。それで、好きな女の子を守るために生きてみたいです。少年のように真っ直ぐに生きてみたいです。というか、福山雅治に生まれてきたいです。

 

※以下ネタバレあり

 


映画『アーロと少年』ミュージック予告編

 

初めて、誰かを守りたかった―。

 

とか、これ絶対泣くやつじゃないですか~。もうPV見ただけでわかりますもん。

 

とかいいつつ、普段の私はそこまで涙腺が緩い方ではないです。ドラマ『1リットルの涙』を見ても、涙を流すどころか、真顔で「別に…」って言えるくらいの自信はあります。

 

でも、この映画に関しては、見る前から「泣かなきゃ」っていう変なプレッシャーみたいなものを感じていたんですね。というのも、映画の予告編が素晴らしかっただけに、本編の方のハードルが上がり過ぎて、実際に見たときに、本来得られるはずだった分の感動が得られなくなってしまうのが嫌だったのです。単純に「ハードル下げろよ」と思われるかもしれませんが、わかっていてもそれができないくらい、私にとっては期待の映画だったのです。だから、何かあればすぐに泣けるくらいの勢いで、この映画を見に行ったのです。

 

そうしたら、映画が開始してから3分くらいで、少しうるっときたんですね。アーロがタマゴの殻を破って誕生した瞬間に、なにかこう…「生命の神秘」を感じたといいますか。無事に生まれてきてくれてありがとう的なやつといいますか。たぶん、0.001リットルくらいは泣いたんじゃないかと思います。

 

その後も、

 

アーロとお父さんが一緒に蛍を見るところで、0.003リットルの涙。

 

アーロのお父さんが死んじゃうところで、0.002リットルの涙。

 

アーロがお母さんの分のトウモロコシも持ってあげるところで、0.003リットルの涙。

 

アーロと少年がお別れすることろで、0.01リットルの涙。

 

アーロが帰ってきたときにお父さんと見間違われるところで、0.001リットルの涙。

 

エンディングで流れるkiroroの『Best Friend』で、0.02リットルの涙。

 

こうして私は、kiroroの偉大さを改めて実感しつつ、計0.04リットルくらいの涙を流したのです。しかし、人間と言うのは罪深き生きもの。ここで止めておけばいいものの、欲をかいてしまった私の頭の中は、天上天下唯我独尊。阿鼻叫喚の地獄絵図。悪鬼蔓延る三千世界。秩序の失われた余はまさに世紀末!といった感じで、「この映画ならもっと泣けるはず。頑張れば1リットルの涙も夢じゃない」と思ってしまったのです。もはや自分でも何を言ってるのか全く分からないのですが、最後の最後で、私はある重大な事実に気が付いたのです。

 

映画館でひとり『Best Friend』を聞く虚しさ、0.96リットルの涙。

 

超泣けた。