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漫画の感想とか

主に漫画やアニメの感想を書いています。ジャンルは様々で基本的に何でもウェルカム!

「初恋限定。」感想

漫画

オムニバス形式のラブコメ漫画です。特定の主人公が存在しておらず、登場人物についてそれぞれの「初恋」が描かれています。アプローチとしては面白い試みだったと思うのですが、残念ながら約半年ほどでの連載打ち切り。単行本の方も全4巻という短さになっており、連載漫画の厳しさを感じさせられます。

 

初恋限定。 1 (ジャンプコミックス)

初恋限定。 1 (ジャンプコミックス)

 

読み終わって一番最初に感じたことは、やっぱり「いちご100%」が名作すぎた…!

 

初恋限定。」でも出てくる女の子はもちろん可愛いいですし、3巻の表紙の山本さんとか本当に見とれてしまうくらい素晴らしいんですけど、どこか物足りなさを感じてしまうんですよね。やっぱり「いちご100%」のヒロインたちがすごすぎて、「初恋限定。」の女の子たちがどこか薄っぺらく感じてしまうのだと思います。この作品はこの作品として、前作とは比べないで読んだ方が楽しめるんだろうなと思いながらも、比べずにはいられない…。

 

エロ成分に関しては「いちご100%」よりはやや少なめになっている気がしますが、それを補うかのように、単行本巻末の「限定少女。」で、そあこちゃんが色々頑張ってサービスしてくれているので、そこら辺のバランスは心配無いかと思います。

 

ところで、ずっと気になっていたんですが、タイトルの「初恋限定。」の「。」ってどういう意味なんでしょうか。登場人物たちの名前からも分かるように、作者の河下先生はかなり遊び心を持ったお方。ひょっとすると「藤岡弘、」的な感じで、タイトルの句点にも何かこだわりがあったりするのでは…?

 

ということで、「句点」について調べていると、気になる一文を発見。

定義の上では最後に句点が打ってあれば、どれだけ短くても文になります。

引用:句読点の打ち方

これは…「文=恋」なのでは!つまり、「。」を打つことで「人にはそれぞれ色んな恋の形がある。千倉のような淡く儚い恋もあれば、今宵のような決して報われることのない恋。たとえ、それがどんなに辛くて傷つくような恋だったとしても、それはあなたにとっての初恋なんだよ。」ということを表現しているのではないでしょうか。後は、「条件や理由を説明して意味を限定する場合」にも句点を使うみたいなので、限定っぽさを強調するために使ったのかも…?

 

とは書いてみたものの、単にリズム感の良さを狙っただけだったりして。句読点評論家とかがいれば、ぜひ解明していただきたいところです。