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漫画の感想とか

主に漫画やアニメの感想を書いています。ジャンルは様々で基本的に何でもウェルカム!

「おねがい☆ティーチャー」感想

漫画

おねがい☆ティーチャー」。通称「おねてぃ」。

 

タイトルから想像するに、「性欲旺盛な男子生徒と、ちょっとエッチな美人女教師が、隙あらばイチャコラしている様子を、キモオタがブヒブヒ言いながら読むエロ漫画」だとずっと思っていました。

 

しかし今、そのことについて心から深くお詫び申し上げたい。

普通に健全な純愛漫画でした。この問題を解けたらご褒美に××とか、トイレでこっそり××とか、全っ然無いです。もうね、こんな浅ましい考えしか出来ない自分が恥ずかしくなりました。反省反省。

 

おねがい☆ティーチャー 1    電撃コミックス

おねがい☆ティーチャー 1 電撃コミックス

 

※以下ネタバレあり

 

年の差萌

少し前に話題になった漫画、「きょうは会社休みます。」も年の差カップルでしたが、年下男×年上女ってとても萌えますね。お互いが自分なんか釣り合わないんじゃないかって必要以上に気にしている様子がなんとも微笑ましいです。

 

おねてぃ」の主人公である草薙桂の実年齢は18才ですが、「停滞」という病気によって、見た目年齢は15才くらい。23才のヒロイン・風間みずほにとって、自分なんか子ども扱いされているんじゃないかと気にして拗ねちゃうんですね。悩める少年は大変です。

f:id:tafumayo:20150806172737j:plain(1巻・第4話)

 

また、ヒロインのみずほも、見た目はきれいなお姉さんといった感じですが、年齢に似つかわず、おっちょこちょいで可愛らしい一面を持っています。

f:id:tafumayo:20150806172801j:plain(1巻・第5話)

 桂の女の子友達に嫉妬して尾行してみたり、少女のように顔を真っ赤にして照れてみたり。

 

ちなみに、自分が高校生のとき、教え子と結婚したという男性教師がいましたが、女子からは見事にキモがられてました。まあ、その先生の場合、もとから嫌われていたせいもあると思うのですが、もっと爽やかで人気のある先生なら、「ロマンチック~♥」ってなっていたかもしれませんね。

 

脇役キャラの恋愛模様

主人公の属する仲良しグループは、ちょうど男3人女3人で構成されているんですけど、これが上手くくっ付かないんですよね。成立するのは1組のみ。

 

中でも、桂に想いを寄せる縁川小石は魅力的なキャラクターです。

いつも桂のことを気にかけており、テストの点数が悪かった桂を励まし、一緒に勉強してくれるような優しくて明るい女の子です。1巻第5話では、友達の森野苺たちが、なかなか好意を伝えることの出来ない小石を応援するため、みんなで映画を見に行く計画を立ててくれます。しかし当日、桂と小石以外の人達は集合場所に来なく、苺たちの仕組んだイタズラだと分かります。このままここで解散かと思いきや、桂から「せっかくここまで来たんだし行く?映画…」というお誘いが。その言葉を聞いた小石といえば、

f:id:tafumayo:20150806172751j:plain(1巻・第5話)

この笑顔ですよ。

桂にとっては何気ない言葉でも、小石にとっては余程嬉しい言葉だったんでしょうね。

 

しかし。

隠していても、桂が好きなのはみずほ一択。たとえ小石と居ても、桂にとっては友達と遊んでいるのと変わらない感覚なので、会話そっちのけでこういうことも思っちゃうわけです。

f:id:tafumayo:20150806172814j:plain(1巻・第5話)

人の気持ちはどうしようもないとはいえ、好きな人が目の前にいるのに、その好きな人は別の好きな人のことを考えているなんて…恋とは残酷なものです。

 

女の友情

仲良しグループの一人である水澄楓も間雲漂介に告白しますが、残念ながら玉砕。漂介は苺の事が好きなんですね。でも、それを受け入れ、漂介と苺の事を応援することにした楓。

f:id:tafumayo:20150806172834j:plain(1巻・第6話)

ええ子や

 

そんな楓の一生懸命な姿を見て、小石も桂に告白することを決意します。いつもはボーイッシュな小石ですが、この日は大胆に露出の多いチューブトップ好きな人に少しでもかわいいって思ってもらうために、努力してる女の子の姿ってたまらなく愛おしいですよね。

そうこうして、遂に勇気を出して告白する小石ですが、結果は惨敗。

 

ちなみに、小石が好きだと告げた後の桂のセリフですが、

「ごめん縁川。俺…好きな人がいるんだ。今まで曖昧にしてきたことも…ゴメン。でも俺が今のままでいいって気付かせてくれたのはその人で…つまらない事ですぐケンカするしコンプレックス感じることも何度もあるけど…でももう俺の中にはその人の場所があって……なんて言うか…」

 

ノロケか!

自分のことを好きだと言ってくれている人の目の前で、違う自分の好きな人のことを語るってどうなんだ。後に小石は、「ちゃんと理由を説明してくれた」みたいに言ってくれていますが、桂くんちょっとデリカシー無さすぎなのでは…?

 

しかし、そこは健気な小石ちゃん。笑顔でさよならを告げます。こういう報われないキャラ弱いんだよなあ…。 

f:id:tafumayo:20150806172844j:plain(2巻・第8話)

 

これは、桂が去った後で泣くパターンか…と思いきや、小石ちゃん泣きません。

意外とあっさりだなーと思って読み進めていくと、帰り道に、心配して様子を見に来ていた楓の姿が。ここで、小石は楓から「思い通りに行かなくても、それまでの時間は大切な宝物」という言葉をかけられて、初めて涙を見せます。

f:id:tafumayo:20150806172856j:plain(2巻・第8話)

 たしかに、辛い事言われたそのときよりも、後で友達に「大丈夫?」って心配されたときの方が泣くの我慢できないことってありますよね。「お願いだから今優しくしないでっ!余計泣きたくなるから!」ってなっちゃいます。

 

 

ということで、以上「おねてぃ」の感想でした。原作ファンからしたらどうなのか分かりませんが、漫画は全2巻なので非常に読みやすいです。機会があれば、アニメ版も見てみたいなー。